従業員に福利厚生の一環としてプレゼントを贈る場合、どのようなシーンで贈るのが良いのか、どんなことに気をつけたらよいのかなど、さまざまな疑問が浮かぶでしょう。
せっかく福利厚生として従業員にプレゼントを贈っても、場合によっては福利厚生費として認められないケースもあるため注意が必要です。従業員にプレゼントを贈るなら、事前にしっかりポイントを押さえておきましょう。
本記事では、福利厚生の一環として従業員にプレゼントを贈る際のポイントについて解説します。ぜひ参考にしてみてください。
福利厚生として従業員にプレゼントを贈ろう
福利厚生とは、企業から従業員へ提供する、給与や賞与以外の報酬を指します。業務とは直接関係がなくても、従業員が働きやすくするために提供されるのが特徴です。福利厚生の一環として従業員にプレゼントを贈ることは、従業員のモチベーションアップにつながるでしょう。
福利厚生が充実していることは、企業が従業員のことを気遣っていることを示すことにつながり、従業員は企業への所属感や安心感が高まって仕事のモチベーションもアップするでしょう。
また、企業としても福利厚生が充実していることは魅力のひとつになります。企業としてのアピールポイントが増えれば、優秀な人材が集まることにもつながります。
福利厚生のギフトを従業員に贈るシーン
福利厚生のプレゼントを従業員に贈る場合、社内表彰や社内行事の一環として贈られるのが一般的です。ここではそれぞれのシーンについて解説します。
社内表彰
従業員が何かで功績をあげたり業績アップに貢献したりといった、日々の行動や成績を評価して称える「社内表彰制度」を取り入れている企業は多いでしょう。営業成績や勤続年数などさまざまな基準で従業員を表彰する機会に、企業は福利厚生の一環としてプレゼントを贈るのが一般的です。
企業の業績に貢献した従業員を目に見えるかたちで評価することは、従業員のモチベーションや生産性の向上につながります。
社内行事・イベント
福利厚生の一環として、職場が主催するレクリエーションやイベントなどの際に従業員へプレゼントを贈ることもあります。例えば忘年会や新年会、運動会、社員旅行などの社内行事において、景品としてプレゼントを用意するケースが一般的です。具体的には忘年会でのビンゴゲームの景品や、運動会の競技内の景品などがあります。
従業員に福利厚生でプレゼントを贈るときのポイント
福利厚生の一環として従業員にプレゼントを贈る際は、福利厚生費の要件を満たす必要がある点と、従業員に喜んでもらえるものを選ぶ点に注意しましょう。ここではそれぞれのポイントを紹介します。
福利厚生費の要件を満たすようにする
福利厚生費は経費として計上できるため、節税効果があるのも大きなメリットです。ただし、従業員へのプレゼントを福利厚生費とするためには次の3つの要件を満たす必要があります。
- 機会の平等性(すべての従業員が対象である)
- 金額の妥当性(社会通念上、妥当と言える範囲内の金額である)
- 現金・換金性の高いものでない(プレゼントが現金や金券ではない)
これらの要件が満たされない場合は給与とみなされる可能性があり、そうすると課税対象となってしまいます。従業員へのプレゼントを検討する際には、十分に注意しましょう。
世代・性別問わず喜ばれるギフトを選ぶ
従業員へのプレゼントは、世代や性別を問わずに喜ばれるものを選ぶことが大切です。せっかくプレゼントを贈っても、喜ばれなければ従業員のモチベーションアップにはつながりません。食品やビジネスグッズ、生活雑貨など、なるべく万人受けするものを選べると良いでしょう。
従業員への福利厚生プレゼントはカタログギフトがおすすめ
従業員への福利厚生のプレゼントは、世代や性別を問わず喜ばれやすいカタログギフトがおすすめです。カタログギフトは従業員が好きなものを選べるため、「好みのものではなかった」「もらっても困る」のように従業員をがっかりさせてしまうリスクを回避できます。
ひと口にカタログギフトといっても、幅広いジャンルの商品が掲載されている総合型のカタログギフトや、ご当地グルメやファッションアイテムなど特定のジャンルに特化したカタログギフトなど、さまざまな種類があります。贈るシーンや予算に合わせたプレゼントを贈れるのがカタログギフトの大きなメリットと言えるでしょう。
福利厚生のプレゼントを贈る際は、従業員に喜んでもらえるものを選ぶようにしましょう。
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