おかげさまで創業60年。マイプレシャスの公式オンラインストアは全国一律 送料無料&包装紙・のし紙・挨拶状無料!

初盆の準備は何から始める? 注意点や当日の流れも解説

初盆は、故人が亡くなってから初めて迎える大切なお盆であり、通常のお盆よりも丁寧な供養が求められる行事です。しかし、何から準備を始めればよいのか分からず、戸惑う方も少なくありません。初盆では、僧侶への読経依頼や精霊棚の設置、お供え物や返礼品の準備など、複数の項目を計画的に進める必要があります。

当記事では、初盆の意味や時期といった基本知識に加え、具体的な準備内容や注意点、当日の流れまでを分かりやすく解説します。初盆を安心して迎えられるよう、必要なポイントを順を追って確認しましょう。

香典返し向けアイテムはこちら

1. 初盆とは?意味・由来を分かりやすく解説

初盆とは、故人が亡くなって四十九日を過ぎてから初めて迎えるお盆であり、特別に手厚く供養を行なう行事です。

日本の仏教では故人は四十九日で成仏し、その後初盆で初めて自宅へ戻ると考えられています。初盆は一度きりの機会であり、通常のお盆よりも重要な節目とされています。

具体的には、白提灯を飾ったり、僧侶を招いて読経を行なったりと、丁寧な供養を実施するのが一般的です。また、親族や故人と親しかった人が集まり、故人を偲びながら心を通わせる場としての役割も持ちます。初盆は、故人の冥福を祈るとともに、遺族が気持ちを整理し、絆を深める大切な行事でもあります。

1-1. 初盆の時期はいつ?

初盆の時期は、四十九日を終えた後に初めて迎えるお盆の期間に行ないます。四十九日前にお盆が来る場合は、その年ではなく翌年が初盆となります。

一般的なお盆の期間は、8月13日から16日までの4日間です。ただし、東京都など一部地域では7月13日から16日にかけて「7月盆」を行なう地域もあるので、事前に確認しておきましょう。命日と四十九日の時期を基準に考え、早めに日程を確定させることが円滑な準備につながります。

1-2. 初盆と通常のお盆の違いは?

初盆と通常のお盆の違いは、供養の重要度と実施内容の丁寧さにあります。通常のお盆はご先祖さまの霊を迎える年中行事ですが、初盆は故人が初めて自宅に戻る一度きりの機会であるため、より手厚い供養が行なわれます。

具体的には、初盆では僧侶を招いて法要を行なうケースが多く、白提灯(白紋天)を飾るなど特別な準備を行ないます。一方で、通常のお盆では法要を省略する家庭も増えています。また、初盆では親族や知人を招いて会食を行なうことも一般的で、故人を偲ぶ場としての意味合いが強くなります。

このように、初盆は形式・規模ともに通常のお盆よりも丁寧に行なう点が大きな違いです。

2. 初盆の準備・注意点

初盆では、読経の手配や供養の品の用意など幅広い準備が必要なので、余裕を持って進めることが大切です。1カ月前を目安に大まかな準備を整えておくと、当日も落ち着いて故人を偲ぶ時間を過ごせるでしょう。

ここでは、初盆で必要な準備を順番に解説します。

2-1. 僧侶への読経依頼と日程を調整する

初盆では僧侶に読経をお願いし、法要の日程を早めに決めておくことが欠かせません。

お盆の時期は法要が集中するため、僧侶の予定が埋まりやすく、連絡が遅れると希望する日時が取れないこともあります。菩提寺がある場合は直接連絡し、日程や場所について相談を進めましょう。自宅で行なうのか、寺院や会館を利用するのかもあわせて決めていくとスムーズです。菩提寺がない場合でも、葬儀社を通じて僧侶を紹介してもらえることがあります。

遅くとも1カ月前までに日程を確定させておくと、参列者への案内やその後の準備も進めやすくなります。

2-2. 精霊棚の設置や盆提灯を準備する

初盆では精霊棚と盆提灯を用意し、故人を迎えるための場を整えます。

精霊棚は供養の中心となる祭壇であり、提灯は故人が迷わず帰ってこられるようにする目印としての意味を持ちます。仏壇の前や別のスペースに盆棚を設置し、位牌や写真、お供え物を飾ります。初盆では白提灯(白紋天)を用いるのが特徴で、玄関先や室内に飾るのが一般的です。

白提灯は初盆にのみ使用するため、行事後にはお焚き上げを行なうことが多く見られます。地域や宗派によって飾り方に違いがあるため、事前に確認しておくと安心です。

2-3. お供え物や精霊馬などを用意する

初盆ではお供え物や精霊馬を用意し、故人を丁寧にもてなす気持ちを形にします。

供物は故人への感謝や敬意を表すものであり、精霊馬は霊の往来を象徴する大切な存在とされています。仏花や季節の果物、日持ちするお菓子などを用意し、盆棚に整えて供えます。さらに、キュウリとナスで作る精霊馬や精霊牛には、行きは早く帰りはゆっくりという願いが込められています。故人が好きだった食べ物を選ぶことで、より心のこもった供養になります。

2-4. 僧侶に渡すお布施を準備する

初盆では僧侶への感謝を込めて、お布施を事前に用意しておきます。当日に慌てて準備すると失礼にあたることもあるため、余裕を持って整えておくことが大切です。

お布施は奉書紙で包む、または白無地の封筒に入れ、「御布施」と表書きをして準備します。包む金額は地域や寺院によって異なるため、事前に菩提寺へ相談しておくと安心です。

自宅などへ来てもらう場合には御車代を、会食に参加しない場合には御膳料を別途用意することもあります。細かな点まで整えておくことで、当日のやり取りも落ち着いて対応できます。

2-5. 参列者の確認と会食の手配を進める

初盆では参列者の人数を把握し、会食の準備を早めに進めておくことが大切です。

親族や故人と関係の深い方へ案内を送り、出欠を確認します。人数が固まった段階で、仕出し料理を手配したり、飲食店や会場の予約を行なったりします。法要後の会食は「お斎」と呼ばれ、参列者への感謝を伝える場でもあります。家族のみで行なう場合でも、事前に準備しておくことで当日の流れがスムーズになります。

2-6. 参列者に渡す返礼品を選定する

初盆では参列者への返礼品をあらかじめ用意しておくことが一般的なマナーです。

香典や供物への感謝を伝える意味があり、当日にすぐ渡せるよう準備しておくことが求められます。品物としては、洗剤やお茶、焼き菓子などの消耗品がよく選ばれます。相場は香典の半額から1/3程度とされていますが、当日の金額は事前に分からないため、2,000円~5,000円程度の品を用意するケースが多く見られます。

掛け紙には「志」や「初盆志」と記載し、丁寧に手渡しましょう。返礼品は人数よりやや多めに準備しておくと安心です。

3. 初盆当日の流れ

初盆当日は「迎え火・法要・送り火」の順で進み、故人を迎えて見送る一連の流れを大切に行ないます。

初日となる13日は、故人を迎える日です。前日までに盆棚や提灯の準備を整え、当日は午前中にお供え物を並べてお迎えの支度をします。日中にはお墓参りを行ない、夕方には玄関先で迎え火を焚いて故人の霊が迷わず帰ってこられるよう目印を灯します。火を扱えない場合は、提灯を灯すだけでも問題ありません。

14日から15日にかけては、僧侶を招いて読経を行ない、法要を執り行ないます。参列者が焼香を行なった後、お墓参りや会食を行ない、故人の思い出を語りながら静かに過ごす時間となります。

最終日の16日は、故人を見送る日です。夕方に送り火を焚き、感謝の気持ちを込めて送り出します。その後は盆棚を片付け、位牌を仏壇へ戻して一連の行事が締めくくられます。

まとめ

初盆は、故人を初めて迎える節目の行事として、丁寧な準備と落ち着いた進行が求められます。僧侶への依頼や日程調整、精霊棚や提灯の準備、お供え物や返礼品の手配など、事前に整えておくべき事項は多岐にわたります。これらを計画的に進めることで、当日は慌てることなく故人を偲ぶ時間を確保できるでしょう。

初盆は一度きりの機会であるため、基本的なマナーや流れを押さえた上で、無理のない範囲で準備を進めることが大切です。故人への感謝と敬意を込めて、落ち着いた気持ちで供養に向き合いましょう。