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出産内祝いを手渡しで渡すときのマナー

待望のベビーが誕生したら、パパとママの慌ただしい日々が始まります。新生児の育児は何もかもが新鮮で、きっと1日があっという間に感じられることでしょう。

そんな忙しい毎日の中でも忘れてはいけないのが、出産内祝いの準備。親戚や友人、会社の同僚など、日頃お世話になっている方々から出産祝いを頂いたら、生後1カ月のお宮参りを目安に出産内祝いを贈りましょう。

近頃は郵送でお届けするのが一般的ですが、なかには直接お届けしたいという方もいるかと思います。そこで今回は、出産内祝いを手渡しするときのマナーについて、一緒に勉強していきましょう。

出産内祝いを手渡ししても問題ない?

親戚や友人、会社の同僚などから出産祝いを頂いたら、感謝の気持ちを込めて出産内祝いを贈りしましょう。近頃は出産内祝いをネットで注文して配送してもらう方法が主流ですが、もちろん直接手渡しでお渡しするという方法でも問題ありません。

特に日頃からお世話になっている会社の上司や礼儀に厳しい親戚の方などに対しては、赤ちゃんの顔見せも兼ねて出産内祝いを直接お届けした方が良いケースもありそうです。

出産内祝いを渡しにいくときのマナー

出産内祝いを配送ではなく直接お届けする場合には、気をつけるべきポイントがいくつかあります。特に会社の上司など目上の方を訪問するときには、最低限の訪問マナーを心得ておかなければかえって失礼になってしまうことも。

では、実際に出産内祝いを直接手渡しする場合、どのような点に注意したら良いのでしょうか。詳しく見ていきましょう。

事前にアポを取る

出産内祝いを直接お届けする場合には、必ず事前に先方へ連絡をしてアポイントメントをとりましょう。その際、先方の予定を最優先にして都合の良い日時を確認します。訪問する日程が近づいたら、メールや電話で「○日○時頃にお伺いさせていただきますが、ご都合はよろしいでしょうか?」というように確認の連絡をしましょう。

手渡しの出産内祝いは「外のし」に

出産内祝いを郵送する場合には包装紙の下にのしが来る「内のし」が控えめで良いとされていますが、直接贈り先を訪問して手渡しする場合には、何のお礼で伺ったのかがひと目で相手に分かるように「外のし(包装紙の上にのしを掛ける)」にしましょう。

出産内祝いはそのままで持参しない

出産内祝いを手渡しでお届けする場合に、品物が見える状態で持参するのはマナー違反です。品物を紙袋に入れたり、風呂敷で包んだりして持参しましょう。

到着時間に注意!

ビジネスでは得意先などを訪問する場合には、約束の時間よりも少し早めに伺うのが一般的ですが、プライベートで個人宅を訪れるときには約束の時間より早めに着くことはマナー違反だと考える方もいます。大幅な遅刻はもちろん論外ですが、先方がお迎えの準備をしていることを考慮して、約束の時間より数分遅れるくらいに到着するようにしましょう。

出産内祝いを手渡しする際のマナー

出産内祝いを手渡しする際には、訪問のマナーだけでなく渡す際のマナーにも注意が必要です。では、実際に出産内祝いを先方に渡す際に気をつけるべきポイントを詳しく見ていきましょう。

紙袋のまま渡さない

出産内祝いの品物は、訪問時には紙袋に入れたり風呂敷で包んだりした状態で持参しますが、手渡すときには紙袋や風呂敷などの包みから取り出すのがマナーです。訪問時に相手が室内へ招き入れた場合には、部屋に入ってから品物を渡し、紙袋や風呂敷は自分で持ち帰りましょう

のしの向きに注意

出産内祝いの品物を先方に渡す際には、一旦自分の方へ品物の正面を向けて置いてから、相手にのしの正面が向くように品物を回して両手で差し出しましょう

出産内祝いを渡すときに添えるといい言葉

出産内祝いを手渡しするときには、ちょっとした気配りの言葉を伝えることで、相手が受ける印象はぐっと良くなります。では、実際にどんなことを伝えたら良いのか、具体的に見てみましょう。

口頭の挨拶は簡潔に

口頭での挨拶はできるだけ完結に伝えましょう。「先日は、過分なお祝いを頂戴しまして有難うございました。今後とも新しい家族ともども、どうぞよろしくお願いいたします」というように、少々堅苦しい挨拶でも構いません。

訪問する際にもお礼状をつけて

出産内祝いを手渡しする場合でも、お礼状を付けるのがおすすめです。口頭での挨拶を簡潔に済ます分、お礼状で丁寧に気持ちを伝えましょう。

例文(お祝いに現金を頂いた場合)

この度は、過分なお祝いをいただき有難うございました。

頂いたお祝いは息子(娘)の○○のために使わせていただきました。

心ばかりではありますが、お礼の品を贈らせていただきます。
今後とも家族ともども何卒よろしくお願いいたします。

例文(品物を頂いた場合)

この度は、お祝いの品をいただき有難うございました。

頂いた○○を早速使わせていただいており、感謝の気持ちでいっぱいです。

心ばかりではありますが、お礼の品を贈らせていただきます。
今後とも家族ともども何卒よろしくお願いいたします。

出産内祝いを手渡しする際には、上記の内容を参考にして準備を進めましょう。大切なのは、赤ちゃんとママの体調を最優先にすること。天候や気温にも気を配りながら、無理のないように予定を立ててみましょう。


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