出産後に「おめでとう」の気持ちを込めて頂く出産祝いは、本当に嬉しくありがたいものです。その気持ちに、感謝とお礼の気持ちを込めて出産内祝いを贈りましょう。しかし、いざ品物選びを始めると、あれこれ迷ってなかなか決められないことも多いものです。そこで今回は、出産内祝いにおすすめのギフト10選を紹介します。
出産内祝いを贈るときのマナーと注意点
はじめに、出産内祝いを贈る時期や相場、気をつけたいことなど、マナーについて押さえておきましょう。
まず贈る時期ですが、生後1カ月頃が一般的な目安とされています。ちょうどお宮参りの頃です。何かしらの事情があって生後1カ月を過ぎてしまった場合でも、生後2カ月までにはお届けできるようにしましょう。どんな品物にするかの目星を出産前につけておくとスムーズに準備を進めることができます。
次に出産内祝いの金額の相場ですが、おおむね頂いた金額の半額~1/3程度が目安です。品物で頂くなど金額がはっきりしない場合は、インターネットなどで調べれば、大体の見当をつけることができます。
ただ、半額~1/3というのはあくまでも目安で、大切にしたいのは「感謝の気持ちを届けること」です。お返しとして高額な品を贈るのはかえって失礼にあたる場合もあるので、一般的には3,000円~5,000円程度のものを選べば問題ないでしょう。
品物には蝶結びののしを掛け、赤ちゃんの名前を記した命名札を添えます。お祝い事ののしには、「蝶結び」と「結び切り」がありますが、出産の場合に使うのは蝶結びです。
なお、出産内祝いをお返しする際、あからさまに金額が分かってしまう現金や商品券は避けたほうが良いでしょう。
出産内祝いを選ぶときのポイント
出産内祝いの品は、いくつあっても困らないものや実用的なもの、食べてなくなるもの、好みに左右されないスタンダードなものを選ぶことがポイントです。個性を出したい気持ちも分かりますが、こちらの趣味を押しつけるかたちになってしまうこともあるので、注意が必要です。
ただし、贈る相手と親しい間柄であれば、定番にはとらわれず相手の趣味や好みに合わせて品物を選んでも良いでしょう。
出産内祝いにおすすめのギフト10選
出産内祝いに贈って喜ばれるおすすめギフト10選をご紹介します。相手のことを思い浮かべながら選んでみてはいかがでしょうか。
スイーツ
疲れたときに、ほっと心を和ませてくれるスイーツ。自分ではなかなか買わない高級スイーツは喜ばれること請け合いです。焼き菓子やチョコレートなど、賞味期限が長めのものを選ぶと良いでしょう。
グルメギフト
「甘いものは苦手」という方には、牛肉、カニなどのグルメギフトはいかがでしょうか。パスタとソースのセット、高級ホテルの食材をレトルトや缶詰にしたセットなどは手軽に食べられると人気です。
お酒、ジュース
お酒が好きな方には、好みに合わせてワイン、ビール、日本酒、ブランデーなどが喜ばれます。お酒が飲めない方や子どものいる家庭には、産地直送の100%果汁ジュースがおすすめです。
紅茶、コーヒー
贈り物の定番といえば、紅茶やコーヒーのギフトです。予算に合わせてバラエティに富んだ組み合わせが揃っていることもポイント。受け取る側にとっても重宝する一品です。
調味料
日常使いの調味料ではなく、高級オイルやビネガー、ソルトなどの調味料も贈り物として人気があります。なかなか自分では買わないものだからこそ、もらうと嬉しいものです。
バスグッズ
優雅な気分を味わえる入浴剤やバスオイルなども人気の品。オーガニックのものなら、子どものいる家庭でも安心して使うことができます。
洗剤
日常生活の必需品である洗剤は、いくつあっても困らないものです。柔軟剤とセットになったものもありますが、「においが苦手」という方もいるので、心配な場合は洗剤だけのセットにすると良いでしょう。
グラス
実用的であり、記念にもなるのがグラスです。好みが分かれないように、高級感のあるブランドものやシンプルなデザインのものがおすすめ。また、身内であれば赤ちゃんの名前や誕生日を入れてオリジナリティを出したものも喜ばれます。
体験チケット
体験チケットは、食べ歩き、エステ、クルージングなど、一人で楽しめるものから家族で楽しめるものまでバラエティに富んでいます。ものではなく「楽しさ」という時間をプレゼントしたい場合におすすめです。
カタログギフト
どれもこれも贈りたくて「決められない」というときには、数百点に及ぶ品の中から、相手に好きなものを選んでもらうシステムのカタログギフトがおすすめです。マイプレシャスのカタログギフトは、女性向け、男性向け、グルメ専門など、ラインナップも充実しています。ぜひ検討してみてください。
出産内祝いのマナーや注意点、おすすめのギフト10選について紹介しました。産後は赤ちゃんの世話でめまぐるしく時間が過ぎていきますが、頂いたお祝いには、時期をはずすことなく品物をお贈りするようにしましょう。「どうしても品物が決められない」というときには、カタログギフトという強い味方を利用してくださいね。