親戚へ贈る出産内祝いに関しては、地域や家ごとに風習が違うため、一概に言えない部分もあります。ここでは一般的な品選びや、贈り方のルールをご紹介します。もしもどちらかの実家に特別な風習や習慣がある場合は、事前に家族と話し合っておくようにしましょう。
親戚に出産内祝いを贈る際の予算は?
家族・親戚と言っても、年齢や働いているか否かで事情は変わります。
- 伯父伯母、叔父叔母から贈られる出産祝い… 1~3万円程度
- 兄弟・姉妹から贈られる出産祝い… 1~3万円程度
- いとこや甥、姪から贈られる出産祝い… 1~2万円程度
一般的には上記が、大体の相場観です。これに対して出産内祝いは、それぞれの出産祝いの金額の「半返し」もしくは「1/3」が基本。年長の親戚には「1/3」返し、若年の親戚には「半返し」で内祝いを贈ります。ただし身内からの出産祝いには、新しく生まれた親族への支援の意味がありますから、相場を超える高額のご祝儀や高価な品をもらった場合は、「半返し」や「1/3」にこだわらず、自分達の予算内で購入できるものを選んで、感謝を伝えるようにします。
親戚に贈るプレゼント選びのコツ
ある程度相手の好みや暮らしぶりが分かっている親戚には、生活用品を贈るのも良いでしょう。贈る品は「もらって困らないもの」、「重なっても良いもの」を選ぶのがポイントです。
親戚だからこそ実用的な消耗品を贈る
家庭を持って生活している方々には、ユニークさよりも必ず使える品が喜ばれます。育ちざかりの子どものいる家庭なら、洗剤など実用的な消耗品は、「あって困らない」「もらって嬉しい」品。相手の家族構成や、生活状況を考えて品物を選びましょう。
人気アイテム
- 家庭用洗剤のセット(先方の使う種類に合わせる)
- シャンプー&リンス・ソープセット
- タオルやバスタオルのセット etc.
日持ちする食品を選ぶ
調味料やカステラなど、日持ちする食品を贈るのもおすすめ。健康を考えた調味料や油なら、相手を気遣う気持ちも伝わります。ただしお祝い事なので、海苔や緑茶と言った「黒」をイメージさせる品は避け、お茶なら紅茶を贈るようにします。
人気アイテム
- 健康食用油セット
- 赤ちゃんの名前入りカステラ
- 赤ちゃんの名前がパッケージに入ったお米や味噌
- 有名店のスープセットやおかずセット etc.
一人ひとりの趣味趣向に合わせる
贈る人の好みに合わせた品を選ぶと、相手を思う気持ちが伝わります。とはいえ相手が本当は何を欲しいか、見極めるのはなかなか困難。カタログギフトは、最近さまざまな種類を揃えています。相手の趣味に合いそうなカタログギフトをチョイスして贈れば、相手が本当に欲しい品を選んでくれるので便利です。
人気アイテム
- グルメ&お酒のカタログ
- 生活雑貨カタログ
- スイーツお取り寄せカタログ
- 婦人または紳士趣味雑貨カタログ
- デザイナーズ雑貨カタログ etc.
生まれた赤ちゃんともども、この先も長くつきあう親戚には、親しみのこもった実用的な内祝いを贈りましょう。ひと言に実用的と言っても、子育て中の家族と、おひとり様、ミドルエイジの夫婦では、便利な品も変わります。上記の内容を参考に、相手の暮らしに便利で嬉しい、素敵な出産内祝いを贈ってください。