年に一度の敬老の日。大切な人に贈るギフトには「メッセージカード」を添えて、あなたの気持ちも一緒に届けましょう!
しかし、気持ちを言葉にして書き出すのは案外難しい……、相手に喜んでもらえるメッセージを書くにはどうしたらよいのか、と悩んでいる方に、書き方のポイントや文例をご紹介しましょう。
「敬老の日」のメッセージの基本
敬老の日にメッセージカードを送る場合、以下の3つのポイントを押さえてメッセージを書くと、読みやすく気持ちの伝わる文章になります。
お祝いの言葉
まずは敬老の日を迎えられたことに対するお祝いの言葉として、心から「おめでとう」を伝えましょう。長生きを共に喜んでくれるあなたのお祝いの言葉は、相手の方にとって何よりも嬉しいものになるはずです。
感謝の言葉
お祝いとともに、相手の方に対する感謝の気持ちを「ありがとう」の言葉で伝えましょう。いつも見守っていてくれること、娘や息子と遊んでくれることなど、何をしてくれたことに対する感謝なのかを具体的に書き添えると、気持ちがよりダイレクトに届きます。
健康長寿を祈る言葉
大切な人には、これからもずっと健康で長生きしてほしいですね。そんなあなたの願いと祈りの言葉も忘れずに書きましょう。それが贈られた方にとっての「元気の源」になるに違いありません。
「敬老の日」のメッセージカードの文例集
上記の「メッセージの基本」をふまえた文例をご紹介します。どんなメッセージを書こうか迷ったときには参考にしてくださいね。
孫から送るメッセージカードの文例
文例1:
おじいちゃん。おばあちゃん。敬老の日おめでとう。
夏休みにはたくさんお泊りできて楽しかったよ。
冬休みにまた遊びにいくから、一緒にお話ししたり、ゲームしたりしようね。ずっとずっと元気でいてね。
文例2:
おじいちゃん。おばあちゃん。敬老の日おめでとうございます。
いつも畑で作った野菜を送ってくれてありがとう。
スーパーで買うより大きくて、すごくおいしいです。
今度遊びにいったら、畑仕事をお手伝いさせてね。いつまでも元気で長生きしてください。
息子、娘から送るメッセージカードの文例
文例2:
お父さん。お母さん。
敬老の日おめでとうございます。いつも優しく見守っていてくださること、本当に感謝しています。
二人の好きなお菓子を贈りますのでお茶の時間に食べてください。仲良く穏やかに歳を重ねるお二人は私の理想であり憧れです。
どうかお体に気をつけて、いつまでもお元気で。
文例2:
お父さん。お母さん。
敬老の日おめでとうございます。
いつも(娘・息子)に優しくしてくれてありがとう。二人に似合いそうなセーターを(娘・息子)と一緒に選びました。
あと数カ月で寒い季節になるので、このセーターで温かく過ごしてくださいね。お正月には帰ります。
お体をどうぞ大切に、くれぐれもご自愛ください。
敬老の日のメッセージカードでNGな言葉
敬老の日に送るメッセージカードには、書いてはいけない「NGワード」があります。
「病気(病)」「倒れる」「枯れる」「果てる」「衰える」「曲がる」「折れる」「痛む」「苦しむ」「散る」「切れる」「終わる」「失う」「死(四)」「苦(九)」
これらは、病気やケガ、死を連想させる縁起の悪い言葉です。健康と長寿を祝う敬老の日のメッセージにはふさわしくありませんので、うっかり書いてしまわないよう気をつけましょう。
言葉に「言霊(ことだま)」があるように、文字にも「文字霊(もじだま)」という力があると言われています。文章を書くことが苦手な人でも大丈夫。あなたが心を込めて書き綴った感謝や祈りの言葉は、必ず「生きる力」となって大切な人のもとへ届くでしょう。悩んだときには上記を参考にして、素直な気持ちを届けてくださいね。