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このタイミングで贈ろう! 就職祝いを贈る時期の目安

就職祝いは、どのタイミングで贈るのが良いでしょうか? 内定が出て就職が決まったとき? 入社式を終えて正式に会社員となったとき?
同居していない親族や知人の場合、いつ就職祝いを贈れば良いか迷うこともあると思います。どのタイミングで就職祝いを贈るのが良いか、金額はどれくらいかなど、一般的な目安を知っておきましょう。

就職祝いを贈るべき時期の目安

両親や同居親族の場合、新社会人となる入社式の日に就職祝いを贈るというケースも見られます。しかし入社式前後は研修などで当人も忙しく、心の余裕もないかもしれません。落ち着いて就職のお祝いを伝えるのならもう少し早く、入社が確定してから入社式までの間に贈るのが、好適です。内定が出てもまだ就活を続ける人もいるので、内定式(だいたいは10月頃)をひとつの目安に、内定式から出社の2週間前までくらいの間に贈るようにしましょう。

就職祝いの相場は?

就職祝いは内祝い(家族、親族の祝い事)なので、厳密に言えばお祝いを贈るのは三親等までの人に限られます。ただし日頃から親しく付き合っている間柄であれば、親族以外でもお祝いを贈るケースもよくあります。

通常のお祝いの場合、ご祝儀に対して半返し~1/3返しの返礼をしますが、就職祝いは新社会人となる親族への応援ですから「お返しなし」の気持ちで贈るのが一般的です。遠縁の人や知人が就職祝いを贈る場合は、相手に「お返しをしなければ」という気を遣わせないことが大事。親族よりも多額のお祝いを贈るのは控えるようにします。

  • 祖父母の場合… 3~5万円
  • 両親の場合… 3~5万円
  • 兄弟、姉妹の場合… 1~3万円(※働いていない弟妹の場合は、5,000円~1万円
  • 叔父、叔母の場合… 1~3万円
  • 四親等以上の親戚の場合… 5,000円~1万円
  • 知人もしくは友人の場合… 5,000円~1万円(※本来お祝いを出す範囲外なので5,000円/人以下でも問題ありません)

現金以外ではスーツや時計、筆記具、バッグなど、社会人に必要な品物を贈る場合もありますが、本人の好みが分からない場合は現金のほうが喜ばれるでしょう。その場合は「スーツ代の足しに」など、ひと言添えると品物を贈る代わりになります。

一方弟妹や親しい友人、後輩などから就職祝いを贈る場合は、現金よりも品物を贈るのがおすすめです。当人の好みが分かる関係であれば、名刺入れなどビジネス用小物を贈れば、日頃使えますし、良い記念になります。

もし就職祝いを贈るのを忘れてしまったら

遠方の親族が就職した場合など、うっかり就職祝いを忘れてしまったらどうした良いでしょう?
就職祝いを贈り忘れたことに気づいたら、「遅ればせながら」とひと言添えて、できるだけ早くお祝いを贈るようにしましょう。たとえ贈る時期が遅くなっても、心からのお祝いの気持ちは伝わります。

就職は人生を左右する大きな節目ですから、周囲の人は新社会人へのエールを込めて祝ってあげたいものです。お祝いを贈る時期や金額は上記を参考にして、何よりも心からのお祝いメッセージを添えて、就職祝いを贈りましょう。


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