忘年会や社員旅行など会社のイベントで、余興も含めた仕切りを任されることがあります。「どんどん盛り上げろ!」と命令するほうは気楽なものですが、考えなくてはいけない立場にいる場合はなかなか大変なものです。
このようなときは、全員を巻き込んで盛り上げられる余興をプログラムに組み入れましょう。手軽にできて、誰もが楽しめる余興についてご紹介します。
会社のイベントで余興をする目的
余興の目的は、その場にいる方の交流やコミュニケーションです。同じ会社で働いていても、仕事で接するのはほんの一部の方だけ。
会社の規模が大きくなればなるほどイベント会場には顔も名前も分からないという方が増えていきます。
余興はそんな面々が交流を持ち、全員で楽しく時間が過ごせるように働きかける手段です。
会社のイベントで避けたほうが良い余興
会社のイベントでは、複数の部署の方が顔を揃えます。特定の部署の方にしか分からないようなネタは避けるようにしましょう。
また、誰かを中傷するようなネタ、ネガティブなネタ、品のないネタは全体のムードを壊してしまうのでNGです。
イベントには、新入社員からベテラン社員までさまざまな年代の社員が集まります。誰もが不快にならずに心から楽しんでもらうためにも、世代を超えて受け入れられる余興を盛り込むことが大切です。
会社のイベントで余興をする場合のおすすめの余興
おすすめしたいのは、全員参加型でさほど費用もかからず、盛り上がる余興です。例えば、次のような余興はいかがでしょう?
ビンゴ大会
全員が参加できる余興の定番、ビンゴ。誰もがルールを知っていますし、景品があればより盛り上がります。景品を提供する場合は、配分の仕方がカギ。最初に目玉商品すべてがさばけてしまったのでは、残った方のテンションが下がってしまいます。景品ランクを交互に入れ替えながら進めていくと、最後まで楽しむことができます。
クイズ大会
せっかくの会社イベントですから、「初代社長の名前は?」、「創業は何年?」など、会社に関するクイズで盛り上げてみては?
答えられなかった方にコミカルな罰ゲームをしてもおもしろそうです。
話題の芸人のコントや漫才のネタ
決して上手に披露する必要はなく、かえって素人っぽさが残るギャップで笑ってもらえることもあります。誰もが知っているネタを披露することがポイントです。
ダンス
ダンスもおすすめ。テレビドラマやCM、YouTubeで話題になっているネタを披露しましょう。たとえ踊りが上手でなくても、人数が集まれば一体感が生まれ、見ている方を巻き込んで盛り上がることができるでしょう。
会社イベントの余興で大切なことは、参加者を不快な気持ちにさせないことと、年代に関わらず楽しめることです。そんな条件に合致するのが、ビンゴやクイズ。何かを披露するなら、流行りのコントや漫才、話題のダンスで勝負するのも良いでしょう。上記を参考にして、余興の企画を立ててみてください。そして、イベント全体を成功に導きましょう。