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やってしまいがち……結婚内祝いのNGマナー集

結婚内祝いは、結婚のお祝いを頂いて披露宴に招待できなかった方や、式に来られなかった方へのお祝い返し。受け取る方にとっては、披露宴の代わりですから、マナー違反をしないように心を配りたいものです。NGマナーをチェックして、喜んでもらえる内祝いにしましょう。

マナー違反! これはやってはいけない選び方NG集


結婚式の前後、当人達はかなり慌ただしい日々を過ごします。普段「そんなことはしない」と思っていても、忙しさにうっかりミスを起こしてしまいがち。内祝いに次のようなミスがないか、確認を忘れないようにしましょう!

NG①:縁起の悪い品物を贈る

結婚式のお祝いに、「割れ物」や「切る物」は縁起が悪いとされます。これは内祝いの場合も同じ。割れ物といっても、おもにガラスや薄手のカップなど、届く際に破損が心配される品のことをいい、小鉢やボンボニエールなど割れるイメージが少ない食器は、割れ物でないとして贈る方もいます。

NG②:偶数や「忌み数字」は避ける

結婚のお祝いの場合、「割り切れる」ということで、偶数は避ける傾向にあります。ただしこれに関しては、「ペア」の意味があるため、「」は良いという意見もあります。

もうひとつ気にしたいのが、「忌み数字」です。これは国によって違うのですが、日本ではよく「4は忌み数字だ」と言われますよね。これは「」を連想させるからです。また、「」につながる「」も忌み数字だと考えられています。

NG③:現金をそのまま贈る

基本的には、現金は避けるべきだと考えられています。なぜかというと、日本の文化として、「いくらかかったか」ということを相手に伝えることはあまりよろしくないと考えられているからです。また、目上の人の場合は、「お返しがほしくて送ったのではなく、あくまで二人の新生活をお祝いしたいから送ったのだ」という意図が強く、そもそも「半額のお返し」を必要としていないということもあります。

NG④:肌着を贈る

肌着は、直接身に着けるものです。このため贈り物には適しません。恋人、あるいは出産祝い(子どもの肌着)以外では避けましょう。また、洋服の「」につけるものを目上の人に贈るのは失礼、という考えもあります。

NG⑤:頂いたお祝いよりも高すぎる、または安すぎる

内祝いにかける金額というのは、なかなか難しいものです。ただひとつの目安として、「頂いた贈り物の半額程度のものを贈る。親戚などの場合は1/3」ということになっています。安すぎるものを贈るのも失礼ですが、高すぎるものを贈っても相手を委縮させることにつながるので避けましょう。

連名でお祝いを頂き、お返しが1,500円/人という場合は、予算1,800円~2,000円程度までで品を選んでも良いでしょう。お祝いにお金でなく品物をもらった場合は、必ず市価を確認してお返しをします。

マナー違反! これはやってはいけない渡し方NG集め

NG①:のし紙がない状態の品物を贈る

結婚内祝いまでは、「結婚式」という行事の一部。お返しの品には、のし紙を掛けるのが正式です。のし紙に掛ける(または印刷される)水引は、祝いのしの「結び切り」。
通常の「結び切り」は水引の数が5本か7本の「奇数(喜数)」ですが、結婚用の水引は、二人が固く結ばれて離れないことを示すために、紅白それぞれ5本を結び10本の偶数になっています。

NG②:ご挨拶状がついていない!?

結婚内祝いは「お礼の挨拶」が主、品物は挨拶に添える気持ちです。ですから品物だけを送りつけて、ご挨拶状がないというのは本末転倒。正式なご挨拶状のほか、メッセージカードにしても構いませんが、内祝いには必ずご挨拶を付けるようにしましょう。

NG③:相手の都合を考えず送りつける

内祝いに限らずギフトのルールとして、相手の都合を考えた送り方をすることが大切。品選びも、一人暮らしの方に多すぎる食べものセットなどは不適切ですし、ファンシー雑貨などは、趣味が合わないと押しつけになってしまいます。留守にしがちの方に突然郵送で送りつけて、先方が再配達に苦労するのもNG。気配りのある送り方が、大人としてのマナーです。

NG④:最悪のNG贈り忘れ

結婚内祝いは、遅くとも挙式から1カ月以内に贈るのが常識。結婚後は、公私ともに忙しい時期ですが、お礼ですから早目に贈りましょう。お祝いを頂いたときに、お名前と日付、品名、金額、住所などを書いてリストにしておくと、贈り忘れがありません。

でも、もしも贈り忘れをしてしまったら!?「忘れていた」と言うのはあまりに失礼、「お礼が遅くなったこと」を十分にお詫びしましょう。

喪中の方に結婚内祝いを贈っても大丈夫?

喪中の方に結婚の内祝いを贈ってもよいのかどうか」についてですが、これは「時期」にもよります。基本的には喪中の人に内祝いをお贈りするのは問題ありませんが、四十九日が過ぎるまでは贈らないほうが良いでしょう。この期間は「忌中」に該当するからです。

もっともスマートなのは、一度お礼状だけを出して、その後忌中が明けたあとにあらためて贈る、という方法でしょう。

避けておいたほうが無難な内祝いの「ちょいNG」

マナー違反ではないけれど、相手を苦笑させる「ちょいNG」もあります。

新郎新婦の名前入りギフトを贈る

食器の裏の刻印程度ならよいのですが……、「二人の名前入り」は、第三者にはちょっと困ったアイテム。ただし、お菓子などの名入れものなら歓迎されます。

置物を贈る

好みのあるものですので、インテリア雑貨はちょっと危険。ランチョンマットなどの消耗品系以外は、避けたほうが良いでしょう。

賞味期限が短い食べものを贈る

先方の都合が分からない場合、すぐに食べないといけない食品を贈るのも考えもの。最低でも着いてから2週間程度の賞味期限は考慮しましょう。

結婚式には、守るべきしきたりやマナーが数多くあります。そして結婚内祝いは、結婚式のしめくくり。夫婦になった二人の、最初の人づきあいですから、上記のことに注意して、心のこもった贈り物をしましょう。