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結婚内祝いに付ける、のし紙の書き方講座

内祝いを選んで、発送準備を整えたなら、忘れてはならないのが「内祝い」ののし紙です。今回は、二人が無事結婚したことをお伝えするものですから、のし紙も丁寧に掛けていきましょう。

水引や、表書きには、おめでたいルールがありますので、ここできちんと覚えおくと良いですね。

結婚内祝いのお返しはいつまでに贈るべき?

結婚内祝いは、披露宴にはおいでいただけなかった方からお祝いを頂いた際にする、お返しです。一般的に「内祝い」と呼ぶものは、お祝いの日から1カ月以内に贈ることがマナーとされています。結婚内祝いを贈る時期は挙式後1カ月までということになります。また、もし結婚式を挙げず入籍のみで、結婚祝いをいた場合も、入籍後1カ月の内にお届けできるよう、準備と手配をしましょう。

なお、品物をお贈りする際は、のし紙が必要となります。理由についてご紹介しますので、ぜひ胸に留めておいてください。

結婚内祝いのお返しにのし紙が必要な理由

のし紙は、「のしあわび」から来たもの。昔は、あわびを薄く伸ばして干した「のしあわび」が、縁起物とされていました。それを贈り物に添えた慣習から、おめでたい贈り物には、のし紙を付けるしきたりになりました。

かつては、内容を示した目録を一緒に付けていたのですが、それが簡略化されたことから、今は表書きを記すようになっています。

結婚内祝いに使用する水引の選び方

結婚は1度が良い、とされますので、水引でも固く結んだ紅白5本ずつの水引を上向きの結び切りにして使います。病気が治ったときの快気祝いも、結び切りです。

ちなみに、蝶結びは、ほどけてしまい結び直せてしまうので結婚祝いの水引では使いません。「何度も結婚をする」という意味になってしまいます。特に、「相手の結婚を祝う」という場合は注意したいものです。現在は包装の段階で「結婚のお祝いです」と言えば、ふさわしいものをお店側で選んでくれるでしょう。出産や昇進であれば、繰り返しても嬉しいものなので、蝶結びを使用します。

結婚内祝いのお返しの品には内のしと外のし、どちらが適切?

のし紙の掛け方には、内のしと外のしがあります。店頭で「内のしになさいますか、外のしになさいますか」と尋ねられた経験のある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これは、のし紙の付ける場所の違いです。内のしは、品物に直接のし紙をつけ、その後包装します。外のしの場合は、品物の包装をした後、包装紙にのし紙をつけます。簡単にいうと、包装紙の内側に付けるのが内のし、包装紙の外側に付けるのが外のしです。

では結婚内祝いの場合、のしは、内側と外側、どちらにつけたら良いのでしょうか。

「結婚に関したお祝い品にのしを付ける」という場合、関東は外のしが多いと言われています。逆に関西では内のしが主流だと言われる場合も。外のしは「誰が贈ってきたものなのかすぐに分かる」というメリットがあるため、結婚祝いにはこちらのほうが適切だという声もあります。

一方で、内のしにした場合はのしに汚れがつかないため、郵送などの場合はこちらのほうが適当だとする見方もあります。

この「内のしと外のし、どちらが適切か」ということに関しては、さまざまな意見があります。上でも述べたように、「内のしは人に贈るときには不適当である」という見方がある一方で、地域性として「内のしが基本だ」としているところもあります。また、「そもそもそれほどこだわらなくてもよい」「地域性や個々人の家庭の問題だ」という意見も見受けられます。

これに関しては、なかなか「正答」を導き出すことは難しいでしょう。ただ、手渡しをする場合は、迷ったのならば外のしにしておくほうが無難かもしれません。

結婚内祝いの表書きの書き方

表書きは、上段には「寿」か「内祝」と書きます。「お礼」でも間違いではありませんが、「内祝」というのは、自分に起きた嬉しいこと・お祝い事を、友人や親しい間柄のお相手にもお裾分けして、一緒に祝ってもらいましょうという考え方なので、まさに結婚や出産にはぴったりのもののです。

下段は、二人の名前だけ、または新しい名字と二人の名前を入れましょう。名前だけで十分なのですが、新郎が婿に入った場合など、名字についてきちんとお知らせしたほうが良いときもあります。そういった場合は、名字プラス二人の名前、がおすすめです。

また、仕事で旧姓を使うからといって、職場の方などに対して、旧姓でのしを掛けて贈ることは、避けたほうが良いでしょう。結婚したことに対して、頂いたお祝いとその内祝いなのですから、新姓を記入しましょう。相手が「誰コレ?」となってしまう可能性があるのであれば、メッセージカードを添えて、そこに旧姓で記入しておきましょう。

ちなみに、表書きにボールペンを使用するのが止めましょう。正式には筆で墨書きですが、今では、筆ペンやマジックペンなどで代用が可能です。

あまり崩した字で書いては、相手に失礼にあたるので、丁寧に読みやすい字で書きましょう。

結婚内祝いの差出人の書き方

差出人も、表書きと同じく、夫婦二人の連名で贈りましょう。どちらかだけの知り合いや会社の同僚であったとしても、二人の結婚に関するやり取りなので、一人の名前しか書かないということは避けてください。

結婚内祝いのお返しと一緒に添えるべきお礼状

内祝いをお返しする際は必ずお礼状を添えましょう。相手が誰でも失礼のない例文をご紹介します。

初冬の候(時候の挨拶)、ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。

この度は、私どもの結婚に際し、心のこもったお祝いを頂き、誠に有難うございました。大切に使わせていただこうと思っております。

心ばかりではございますが、感謝の気持ちをお贈りいたします。お納めいただけましたら、幸いです。未熟な二人ですが今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

のし紙を自分で用意する、となると大げさに思えるかもしれません。実際には、内祝いの品物を選んだお店に頼めば、のし紙をつけてくれることがほとんどです。

だいたいのお店では、表書きもお願いできるので、品物を選んだときに、のし紙とセットで頼んでおきましょう。せっかく選んだ品物に込めた思いが伝わるように、こうした細かいことにも、きちんとこだわっておきたいですね。