心がこもった出産祝いは、どんなものでも嬉しいもの。ただ赤ちゃんが生まれると、今までの生活ではまったく必要のなかった、もしくはそれほど大量には必要ではなかったものも揃える必要があります。そのため、「実用的な出産祝い」は特に喜ばれる傾向にあります。ここでは、実際に使える実用的な出産祝いの例をお話します。
実用性の高いギフトってどんなもの?
絵や時計といった「かたちに残る出産祝い」ももちろん良いのですが、特に希望があるわけではない、ということならば、実用性重視のお祝いを見繕ったほうが良いでしょう。実用的なアイテムは、どのような人でも相手が困らずに使えるものだからです。
おむつ
赤ちゃんにはおむつが絶対に必要ですし、相手の好みを問わずに贈ることができます。多少大きいサイズを選んでも、そのサイズにあうまでに成長したときに使ってもらえるので問題ありません。現在は、ギフト用におむつでかわいく作った「おむつケーキ」などもあります。
ただ、相手が布おむつ派かどうかは確認しておいたほうが良いかもしれません。
おしりふき
あわせて検討したいのが「おしりふき」です。赤ちゃんのおしりを清潔に保つために欠かせないもの。必ず新生児用の、肌に優しいものを選びます。おむつと一緒に贈るのもよいでしょう。
タオル
次に挙げたいのが、ガーゼやタオルなどの布製品。赤ちゃんが生まれると、顔を拭いたりこぼしたものを拭いたりと、布製品が大活躍します。ガーゼやタオルはどれだけあっても困りません。「自分では買わないような、ちょっと贅沢なタオル」を贈るのも良いかもしれません。
スタイ(よだれかけ)
「スタイ(よだれかけ)」も、よく選ばれる出産祝いです。ベビー服ほど好みが出るものではありませんし、何枚あっても困らないものだからです。ちょっとしたおもちゃとスタイがセットになっているものもありますね。複数枚を一緒に贈るのもとても喜ばれます。
実用的に思えるけど注意すべきギフトとは?
「実用的なもの」というと、「ベビー服」も候補に挙がってきます。ただ、これはなかなか難しいものなのです。
なぜなら、ベビー服はパパとママの好みがあるからです。また、赤ちゃんの成長は早いもの。すぐにサイズが合わなくなってしまう可能性もあります。
もちろん、「ご夫婦の趣味に合いそうデザインのベビー服を選ぶ」「少し大きめのベビー服を選ぶ」という方法もあります。親しい友人や家族の場合は、ベビー服でもよいでしょう。ただ、相手の好みが分からないようならば、慎重になったほうが良いかもしれません。
実用的な出産祝いはカタログギフトがおすすめ?
もうひとつおすすめなのが「カタログギフト」です。ちょっと愛想がないな、と感じる人もいるかもしれませんが、ご夫婦で一緒に「必要なもの」を選んでいただけるというメリットがあります。結婚式や誕生日以上にプライベートな時間なので、パパとママで選んでください、と伝えることもできますね。
出産祝いは、誕生日祝いや結婚式のお祝いに輪をかけて、「相手のために贈る」という性格が強いもの。受け取った側がどう感じるか、どう使えるかをイメージして、ギフトを選ぶようにしましょう。