出産内祝いを贈るのは、産後1カ月頃が一般的。お宮参りを済ませたタイミングに、子どもの名前で品物を贈ります。産後1カ月は赤ちゃんの生活リズムが定まらずママも育児に慌ただしい時期ですが、出産内祝いは「子どもの初めてのご挨拶」ですから、うっかりして忘れないようにしてください。
内祝いの品物選びは、貰う相手の状況を考えるのがポイント。家族のいる方と独身の方では貰って嬉しいものが異なる場合が多いです。ここでは、独身の方へ贈るおすすめの出産内祝いについてご紹介します。
独身の方に出産内祝いを贈るときに気をつけたいこととは
一人暮らしの独身の方へ出産内祝いとしてお菓子や食品を贈るときは、大容量のものは避けるようにしましょう。すごくおいしいお菓子や食品であっても、1人でそんなに多くは食べられません。そのため、出産内祝いを用意する際は、家族向けと独身者向けを別の品物にした方が良いでしょう。ただし、実家暮らしの独身の方であれば、大容量のものでもいいかもしれません。
独身の方に出産祝いを贈るときの選び方
独身の方へ贈るプレゼントは、以下の点に気をつけて選ぶようにします。
賞味期限が短い食べ物は避ける
先方へ到着後数日しか賞味期間がないようなお菓子や食品は、1人で消費しきれない可能性があるので避けます。生菓子より焼菓子、食品ならびん詰めやレトルト、フリーズドライなどがおすすめ。瓶詰や缶詰も、開けたら短期間で食べきれるサイズを選びます。
ペアのものは避ける
ペアのグラスや食器には、「カップル」、「結婚」のイメージがあります。嫌味に受け取られる危険性があるので、仮に相手にパートナーがいても、ペアのものを贈るのは避けた方が良いでしょう。
量より質を重視する
ファミリー向けギフトならコストパフォーマンスの良いものを選ぶのもありですが、大容量の品物はかえって迷惑になってしまう可能性のある独身の方には、高級感のある品物がおすすめ。量が少なくても質の良いものをチョイスするのがポイントです。
これがおすすめ! 独身の方への出産内祝い
独身の方へのおすすめの出産内祝いをご紹介します。一人暮らしでも無理なく消費でき、少しリッチな気分を味わえるものであれば、きっと喜んでもらえるでしょう。
高価なチョコやクッキーなどのお菓子
甘いものが好きな方には、自分で買うには少し高いけれど、プレゼントされたら嬉しい高価なお菓子がおすすめ。有名パティシエのチョコレートや焼菓子などを、賞味期限に気をつけて選びます。
紅茶やコーヒー
紅茶やコーヒーは保存性が高くおすすめのギフトです。ただし、「紅茶は好きだけど、コーヒーは苦手」という人もいるので、相手の好みを知っていることがポイントになりそうです。また、いつも利用しているカフェを知っていたら、その店舗で使えるプリペイドカードなども、金額は分かってしまいますが実用的で喜ばれます。
タオル
使うときに思い出してもらえて、消耗品でもあるタオルは内祝いに適したアイテム。赤ちゃんの内祝いということでかわいらしい絵柄のタオルセットを多く見かけますが、独身の方に贈るのであれば高級感のある落ち着いた雰囲気のタオルを選ぶのがおすすめです。
カタログギフト
相手の好みが分からない場合に便利なのがカタログギフトです。今はカタログギフトも種類が豊富なので、男性専用タイプ、女性専用タイプなど贈る相手に合わせて選ぶことができます。食べることが好きな方にはグルメ専用カタログもおすすめ。相手をイメージしたカタログを選ぶと心がこもったプレゼントになります。
出産内祝いは、赤ちゃんの誕生を祝ってくれた方へのご挨拶です。上記を参考に、快く受け取ってもらえるような品を選んで贈りましょう。