同窓会を開催する場合、皆さんはどのような場所を選びますか。レストランやホテルなど、多くの人が集まることができる場所はたくさんありますが、それぞれ違った特徴があるため、同窓会の人数や内容によって選び分けることが大切です。そこで今回は同窓会の会場の選び方について考えましょう。
同窓会会場の種類
同窓会の会場として適している場所はいくつかあり、予算や人数、開催内容によってそれぞれメリットやデメリットがあります。おもな同窓会会場の特徴を挙げてみました。
居酒屋
居酒屋は集まる人数が少なめの同窓会に適しており、また価格もリーズナブルに抑えられるのが魅力です。お店の数も多く、直前の予約にも対応できるため、フットワークにも優れています。店内もしくは個室を貸し切り利用すれば、プライベート空間が作りやすいのもメリットの1つです。
デメリットは、席が固定されてしまうので、多くの人とコミュニケーションが取りづらいという点です。時間を区切って席を替えるなど、話しやすい環境を作りましょう。
レストラン
レストランも居酒屋と同じように小~中人数の同窓会に適した場所ですが、人数次第ではレストランを貸し切りにすることも可能で、席の移動もしやすいといったメリットがあります。予算は居酒屋に比べると高めになりますが、結婚式や二次会も行えるような大きなレストランであれば、イベントや余興を行うことも可能です。
結婚式場
結婚式場では学年全体などの大規模な同窓会が可能で、料理やサービスの質も高く、さまざまな余興やイベントを企画できるでしょう。予算は一人当たり1万円前後と高めですが、満足度の高い同窓会が開催できます。デメリットとしては結婚式を優先させるので、一般予約は数カ月前からしか受け付けできないなど、早めに予定を立てる必要があります。仏滅などは割引している場合もありますので、相談してみると良いでしょう。
ホテル
ホテルは宴会場などを貸し切れば大人数、中に入っているレストランや会議室などを使えば少人数の同窓会も可能で、それぞれのニーズに合わせた同窓会を行うことができます。また宿泊施設なので、そのまま宿泊とセットでプランを組むこともでき、アクセスの良い場所を選ぶことで、人が集まりやすいといったメリットもあります。ただ、高級なホテルを選択すると、それなりの予算が必要になるので、よく考えてから選びましょう。
同窓会会場はいつまでに決定すると良い?
居酒屋やレストランで行う場合にはそれほど急ぐ必要はありません。特に10人未満で行うような小規模な同窓会やクラス会であれば、空いているお店さえ見つければ直前でも問題はないでしょう。
しかし、人数が多くなり、お店のウェイトを大きく占めてしまう場合や、貸し切りを検討している場合はできるだけ早めに予約をしておく必要があります。1カ月くらいを目安に会場の確保を行いましょう。
ホテルの宴会場や結婚式場で行う場合には、少なくとも3カ月前には会場を選んで予約を行う必要があります。特に週末や日柄の良い日は予約が取りにくいので、早めに計画を立てて場所を確保しましょう。
同窓会会場の選び方のコツ
同窓会会場を選ぶときは、以下のことを試してみてください。
居酒屋やレストランの場合、一度下見に行って雰囲気を確認する
居酒屋やレストランを選ぶ場合は、必ず下見をして雰囲気を確認しましょう。とても騒がしい環境であったり、必要とする設備が整っていなかったりなど、下見をしないと分からないこともあります。
また、参加人数が多い場合や、貸し切りを検討する際は、お店が同窓会やイベントに慣れているかどうかも確認しましょう。
開催地は地元がベター 難しい場合には参加者が多くなりそうな都市部に近い駅へ!
社会人になると、同級生達の生活拠点はそれぞれの地域へ散ってしまいます。同窓会の開催地は一番集まりやすいと思われる実家がある地元を選ぶことを優先しましょう。難しい場合は参加者がアクセスしやすい駅がある都市部で行い、駅の近くに会場を設定しましょう。遠距離から来る人のためにホテルで行うのも良いでしょう。
立食形式にするか着席方式にするかで会場の環境を考える
立食形式では自由に動き回れるので、多くの人とコミュニケーションが取れます。一方着席方式では料理やサービスの質を上げることができる分、席を立って話すことができないため、席替えをしないと多くの人と話すことができないといった特徴があります。それぞれに合った会場選定が必要となりますので、どのような形式にしたいのかを考えながら場所を選びましょう。
このように同窓会会場にはそれぞれ特徴がありますので、同窓会の内容や規模によって選ぶことが大切です。上記を参考にニーズに合った同窓会会場を探してみてください。