お世話になっている上司やいつも励まし合っている同僚など、会社の人に新築祝いを贈りたいけど何を贈れば良いのか分からない方も多いでしょう。仕事が関係しているために、品物選びでミスはしたくないところです。そこで今回では、職場の上司や同僚に贈る新築祝いの相場と、品選びのコツをご紹介します。
職場の上司や同僚に新築祝いを贈るときの相場
新築祝いの品物は、上司に贈る場合と同僚に贈る場合とで相場が異なります。上司や目上の方に贈る場合は、1万円~2万円が相場。同僚や部下に贈る場合は、5,000円~1万円が相場です。
複数人で贈る場合は1人あたり相場よりも低い金額で集め、総合的に少し豪華な贈り物にするのが一般的です。少なすぎると失礼にあたりますが、高すぎても相手に気を遣わせてしまうので、度を超えて高額な品物にならないように注意しましょう。
新築祝いはいつまでに渡す?
新築祝いは、新居のお披露目会の日に贈るのがベストです。品物によってはお披露目会の数日前や数日後に贈っても良いでしょう。お披露目会がなかったり招かれる予定がなかったりするなら、新築完成から1カ月以内に贈ります。早い分には構いませんが、あまり遅くならないよう気をつけてください。
渡す場所は特に決まりはありません。ただし、できれば新居に持参したいところです。会社で渡すなら、人目につかない場所で渡しましょう。合同で贈る場合は会食などの場が理想的です。いずれにしても、あまり大きな品物だと持って帰るときに負担をかけますので、その点も考慮してください。
新築祝いにおすすめできる3つの品物
それでは、上司や部下に贈る新築祝いとして、おすすめの品物を3つご紹介します。
お酒
祝い酒をイメージさせるお酒は、縁起の良い贈り物です。お酒好きな上司や同僚に喜ばれるでしょう。手に入りにくい焼酎や生まれ年のワインなど、少し高級な逸品や珍しいお酒がおすすめです。最近はラベルに名前を入れるサービスをおこなっているメーカーもあるので、候補に入れてみても良いでしょう。お披露目会の当日に持参すると、みんなで楽しく飲むこともできます。
観葉植物
暮らしを彩るインテリアは定番の新築祝いです。特に観葉植物は「その土地に根を張る」という意味があるため、新築祝いに適していると言われています。さわやかなグリーンが明るい生活を演出してくれるでしょう。ただし観葉植物には好みがあるので、相手の好みを事前にリサーチしておくことをおすすめします。
カタログギフト
好きな品物を選ぶことのできるカタログギフトなら、喜んでもらえる可能性は高いです。新築時は何かと物入りなため、きっとお役に立てます。最近では体験型のギフトもあり、温泉旅行やクルージングなどをプレゼントすることも可能です。ただし上司が相手のときには、場合によっては金額が分かる商品券やカタログギフトは失礼と思う方もいるようなので気をつけましょう。
職場の人に新築祝いを贈る場合、いまいち好みが分からないことも多いでしょう。趣味でない品物を贈ると、逆に困らせてしまうかもしれません。何を贈れば良いか迷ったら、万人受けするカタログギフトを贈るようにしましょう。