新築祝いの贈り物に、自分なりの言葉で綴ったメッセージを添えてみませんか? 一般的なお祝いより気持ちが相手に伝わりやすく、喜んでもらえるはずです。とはいえ、「何を書けば良いか分からない」という方も多いかもしれません。そこで今回は、新築祝いのメッセージについて、マナーも交えてご紹介します。
新築祝いのメッセージはいつまでに送る?
お披露目会に招待された場合、新築祝いやメッセージは当日かその前後に贈ります。例えばお花やお菓子を贈るなら、お披露目会の1~3日前に到着するように贈ると当日に使ってもらえるので、そのタイミングでメッセージを送るとスマートでしょう。
また当日にメッセージを直接渡したり、新居を拝見してから後日贈ったりしても問題ありません。ちなみにお披露目会に出席できないときは、なるべく早めに贈りましょう。新築後、1カ月以内に送るのがマナーだと言われています。
新築祝いのメッセージで使ってはいけない言葉
お祝いの気持ちを綴る新築祝いのメッセージには、タブーとされる言葉があります。それは火事を連想させる「燃える」「焼ける」「火」という言葉です。それから、家が壊れることを連想させる「崩れる」「壊れる」「倒れる」なども避けるべき言葉として知られています。
また縁起の悪い「失う」「消える」「流れる」なども、忌み言葉(使ってはいけない言葉)とされています。もちろん「死」「四」「苦」「九」などの、有名な忌み言葉もタブーです。普通にお祝いのメッセージを書く分には使うことはほとんどありませんが、うっかり使用してしまわないよう気をつけてください。
新築祝いのメッセージの文例
新築祝いのメッセージには、相手の達成感をくすぐる言葉や労いの言葉、あるいは一緒に喜びを分かち合う言葉を使用するのがベターです。以下で例文を挙げるので、ぜひ参考にしてください。
新居を直接拝見する(した)場合
ご新築おめでとうございます。
夢が実りましたね。素敵なご新居が完成されたこと、心からお喜び申し上げます。
素晴らしいマイホームの完成おめでとうございます。
ご家族の幸せな笑顔が目に浮かぶようです。皆さまのご健康とご多幸を心よりお祈りいたします。
広々としていて大きな窓が印象的なご新居、大変素敵だと思っています。
ささやかですがお祝いをお送りしますので、ぜひお部屋に飾ってください。
遠方からなど新居を拝見できない場合
ご新居の完成おめでとうございます。
落ち着かれました頃に、ぜひご新居を拝見に伺いたく存じます。
新築おめでとう!
念願のマイホームの住み心地はどうですか? 今度ぜひ皆で遊びに行かせてくださいね。
コーディネートのセンスが抜群なあなたのこと、きっと素敵なお部屋になっていることでしょう。
遊びに伺うときが楽しみです。
お祝いの言葉を贈ることで、相手に「家を建ててよかった」と感じてもらえるはずです。何を書いたら分からない方も上記を参考に、ぜひ自分なりの新築祝いのメッセージを贈ってみてください。