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新築祝いのタブーとは? やってはいけないNG集

友人や親戚、職場の上司や同僚などが新居を建てた際に贈る「新築祝い」。実は新築祝いには、贈ってはいけないタブーの品物があります。こちらではそのタブーとは何か、なぜ贈ってはならないのかをご説明します。

火事を連想させるもの

もっとも知られているのが、「」に関する品物です。灰皿やライター、ストーブやキャンドルなどの火に関係する品物は、火事を連想させます。とても縁起が悪いため、家を建てた相手への贈り物としてはあまりふさわしくありません。

特に「インテリアとしてアロマキャンドルを」「キッチン用品としてトースターを」などと見た目や実用品として選んでしまうこともあると思いますので、注意しましょう。また直接火に関係なくても、赤い色をした品物もタブーです。赤は一般的に縁起の良い色ですが、新築祝いでは火を連想させてしまうので必ず避けてください。

履物

靴や靴下などの履物は、「相手を踏みつける」という意味になります。高級ブランドや高級品の履物でも、相手を下にみることになってしまうので避けましょう。特に上司などの目上の相手には、大変失礼にあたります。

また履物だけでなく、玄関マットなどの敷物も同様の意味があります。若い方は意味を知らないこともありますが年配の方は知っていることが多いので、余計なトラブルを起こさないためにも別の品物を選ぶようにしましょう。

観葉植物

観葉植物は「その土地に根付く」という意味があるため、基本的には新築祝いに向いている品物だと言われています。華やかで利便性も高いので、喜ばれることも多いでしょう。しかし手入れが大変で手間がかかる観葉植物は、場合によっては相手に負担になることもあります。

また趣味が違ったり、お部屋の雰囲気にそぐわなかったりするケースもあるでしょう。通常は家を建てたとき、自分の好きなように内装を決めたいと考えます。観葉植物は大きいため、好みが合わなかった場合にどうしても邪魔になってしまいますので、相手から「この観葉植物が欲しい」と言われた場合以外は避けることをおすすめします。

壁に掛けるもの

壁掛けの時計やウォールラック、絵画・写真などの美術品など、壁に掛けるものは新築祝いとしてふさわしくないと言われています。なぜならこれらの品物は、壁に穴を開けたり釘を刺したりしないと使えないからです。新築の壁を傷つけることを嫌がる方も多くいらっしゃるので、それを強要するような品物は適切ではありません。

壁に掛ける品物はインテリアとして魅力的ですが、また別の機会に贈るようにしましょう。一方で置時計や置物などは新築祝いとしておすすめできますので、インテリアを贈りたいときは置くタイプを選んでみてはいかがでしょうか。

新しい生活の第一歩を後押しする新築祝い。お祝いする気持ちが大切とはいえ、タブーの品物を知らずに贈ってしまっては失礼になってしまいます。プレゼントを贈る際は、上記の品物は避けて選ぶようにしましょう。


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