結婚内祝いの選び方！兄弟・姉妹に贈るときのポイント

結婚の際にお祝いを頂いたら、感謝の気持ちを込めて結婚内祝いをお返しするのがマナーです。では、自分の兄弟や姉妹から結婚祝いをもらった場合はどうでしょう。長い年月を一緒に過ごしてきた最も身近な存在だからといって、お祝いをもらいっぱなしにしていませんか？
「親しき仲にも礼儀あり」という言葉があるように、たとえ身内であってもマナーはきちんと守りたいものです。

今回は、結婚内祝いを兄弟・姉妹に贈る際のポイントについて詳しくご紹介していきます。

兄弟姉妹にも結婚内祝いを贈るべき？

結婚内祝いというのは、結婚祝いを頂いた相手に対して感謝の気持ちを伝えるためのものですので、相手との関係性に関わらず、お祝いをくださったすべての方にお返しをするのが一般的なマナーです。つまり、兄弟や姉妹であっても結婚祝いをもらったのであれば、結婚内祝いはしっかりとお返しするべきでしょう。

ただし、兄弟や姉妹によっては結婚祝いを渡す際に「お返しはいらないよ」と、あらかじめ内祝いを辞退するケースも少なくありません。そのような場合には、感謝の気持ちをしっかりと伝えた上で、厚意に甘えてしまってもよいのではないでしょうか。結婚内祝いは贈らずに、後日、自宅に招いて手料理でおもてなしをしたり、誕生日などの別のお祝いをするタイミングに心のこもったお祝いを贈ったりするのもおすすめです。

兄弟姉妹に贈る結婚内祝いの相場

結婚内祝いは、通常頂いたお祝いの１/３～半額相当の品物をお返しするのが一般的なマナーです。これは、兄弟や姉妹という近い間柄であっても基本的には同じです。昔から日本ではお祝いやそのお返しに対して、「目下の者には厚く、目上の者には控えめに」という考え方がありますので、結婚内祝いをお返しする際には兄や姉にはお祝いの１/３相当、弟や妹にはお祝いの半額を目安にギフトを選んでも良いでしょう。

ただし、兄弟や姉妹からの結婚祝いは、ほかの方と比べ、金額が大きくなることもあります。その場合には、半返しをすると相手にかえって気を遣わせてしまいますので、頂いた金額の１/３程度で留めてしまっても問題ありません。

兄弟姉妹に結婚内祝いを贈るときの基本

兄弟や姉妹への結婚内祝いはどのようなものを選べば良いのでしょうか。気の置けない身近な間柄だからこそ、定番ギフトではなく本当に喜んでもらえる特別な贈り物を選びたいものです。

例えば、兄弟や姉妹が結婚している場合には、本人の好みだけで品物を選ぶのではなく、夫婦で一緒に楽しめるものを選ぶのもおすすめです。お酒の好きな夫婦であれば、全国各地のお酒が楽しめるセットや、地ビールの詰め合わせなども喜んでいただけるはずです。

また、独身の兄弟姉妹には、趣味に関するものを贈ったり、一人暮らしで役立つ生活雑貨などを送ったりするのも良いでしょう。一般的には結婚内祝いのリクエストを聞くことはマナー違反とされていますが、兄弟や姉妹の場合にはそこまで神経質になる必要はありません。大切なのは喜んでもらえるものを贈ることですから、迷ったときには思いきって欲しいものを聞いてしまっても問題ないでしょう。

兄弟姉妹に贈るのにおすすめの結婚内祝い

これまで一緒に育ってきた大切な兄弟や姉妹に贈る結婚内祝い。本人に直接リクエストを聞くという方法もありますが、なかには気を遣って「何でもいいよ」という返事をする方もいるかもしれません。そのような場合にはどんなギフトを選んだら良いのでしょうか。兄弟や姉妹におすすめの結婚内祝いをご紹介します。

グルメギフト

後に残らない「消え物」は、結婚内祝いの定番として人気の贈り物です。その中でも特におすすめなのが、よりすぐりの美味しいものをセットにしたグルメギフト。全国各地の地酒をセットにしたものや、高級和牛、デパ地下グルメや人気パティスリーのスイーツなど、独身から新婚、ファミリー世帯まで幅広い層に喜んでいただけるはずです。

タオル

内祝いの定番品でもあるタオルは、毎日使うものだからこそ何枚もらっても嬉しいものです。結婚内祝いとして贈るときには、オーガニックコットンなど素材にこだわったものやブランドタオルなどを選ぶのがおすすめです。バスタオルとフェイスタオルのセットや、入浴剤やバスソルトなどとセットになったものなど贈ってみてはいかがでしょうか。